Write = Deliver
英文でのwritingは、「英語という言語体系に基づいて」自分の意図するメッセージを読み手にdeliverするということです。ここでは翻訳とは別と考えてください。ちなみに翻訳が出来ても効果的な英文writingが出来ない人は沢山いますが、英文writingが出来れば翻訳はコツさえつかめば簡単に出来るようになります。
- 前のページで説明した例では、まず日本語作文した際に英語の言語体系を無視したメッセージが出来上がってしまっています。上級者であればそれを英語のロジックに戻しながら英作文することも出来ますが、中級者には無理です。ましてや上級者はそんなまどろっこしいことはしていません。
- そしてこのやり方ではideaを直接、英文に持っていくよりも倍以上の時間が掛かってしまいます。だからwritingが遅いわけです。そして出来上がった英文はいかにも日本語を訳しましたぁ、というへんてこな英文になってしまうのです。
- 問題点はお分かりいただけたのでは、と思います。ではどうすれば良いかという話です。最初に主要な問題点をまとめておきましょう。
- Ideaを構成する時点での煮詰めがとても甘い
- 自分のwritingがへただという反省がない
- 基本的な英文のレトリックが分かっていない、あるいは軽視
- 英文法・英作文などとは直接関係ないことばかりで、そうなの?と思われた人もいるかもしれません。ある程度出来るようになると分かると思いますが、英文法などよりもこの辺の問題の方が実は大きいのです。
- ひとつずつ説明していきましょう。